ドライマウス

歯科疾患と口腔疾患 | 口の中の病気リスト

ドライマウス(口腔乾燥症)- 口腔疾患

ドライマウスとは言葉の通り、分泌される唾液量の減少や、口呼吸などの理由で口が乾いてしまう症状です。

口の中が乾いてしまうことにより、唾液が持つ自浄作用が働きにくくなり、虫歯や歯周病といった口腔トラブルに見舞われやすくなります。

また、唾液は食べ物を飲み込むときや話をするときに舌をスムーズに動かすための潤滑剤の役割を果たしていたり、酸性に傾いた食後の口腔内のPhを調整し、歯の再石灰化を助ける役割を持っていたりします。

唾液が口の中で働かなければ、感染症に対する抵抗力も落ちてしまい虫歯や歯周病のリスクも高まってしまうだけでなく、潤滑剤としての機能が損なわれることで食事や会話といった日ごろの何気ない習慣に支障を来すことにも繋がってしまうのです。

唾液は私たちの口の中の健康を守ってくれるとても大切な存在ですから、口の中は常に潤っているのが正常な状態なのだと強く意識しておくことをおすすめします。

もしも唾液の分泌が少なく、口の中が乾いているなと感じたら、原因を探してすぐに改善できるようにしましょう。

そうは言っても、唾液の分泌量が減る原因、口が乾く原因にはいくつかありますし、中には病気が原因となっているものもありますから、自己判断で容易に特定できることばかりとは限りません。

もし異常な渇きだと感じるのであれば、できるだけ早く医師に診てもらうことをおすすめします。

自分で判断できる口の渇きには、例えば緊張や不安など、心理的な要因のときがあるのではないでしょうか。こういった生理的な現象であれば一時的なことですので心配することはありませんが、あまりこの状態が続くのであれば、根本的な改善が必要かもしれません。

もしかすると、いつも緊張感や不安感があるという状態では口数も少なく食欲も少ないのではないでしょうか。もしそうなら、口の渇きは一層深刻で、たまに口を開けば口臭が気になる、だからあまり口を開かない、というような悪循環を抱えているかもしれません。

唾液の分泌量を増やすには、舌を良く動かし、食べるときはよく噛むことが重要です。

舌をよく動かしよく噛む動作をすることで唾液の分泌量が上がりますから、口の中を清潔に保つことができるようになります。食後にキシリトールガムを噛むのは唾液の分泌を促すという意味でも虫歯予防や口臭予防になる、良い習慣なのです。

また、口呼吸のせいで口が乾き気味だという方は、姿勢や顎の力の弱まり、骨格の問題、慢性的な鼻づまりなどを抱えているのかもしれません。

顎の力や骨格などが原因であればすぐに直すのは難しいかもしれませんが、ぜひ対処したいところ。

また単純に、体内の水分量が足りなくて口の渇きが生じることもあります。

しばらく食べ物や飲み物を口にしていないとき、腹痛や下痢で食事がままならないときや水分の消費が激しいとき、口の渇きを覚えることはあるでしょう。これもやはり口の渇きというよりは、もっと根本的なところの解決が必要です。

口の渇きは習慣や生理的な原因で起こるものばかりでなく、病気が関係して起こることもあります。

唾液腺の病気が隠れていることもありますし、糖尿病の症状としても口の渇きはよく聞くところです。その他、ある種の薬の副作用として口の渇きが現れることがあります。

口の渇きは、病的なものでなければ気づきにくいことかもしれません。口が乾くことによって支障が出てはじめて口の中が乾いていると気づくこともあるでしょう。

だからこそ習慣付けが大事になります。

よく噛む癖、よく口を動かす癖、口呼吸になりがちな方であれば口呼吸になっていないか確認する癖、水分補給の癖といったものが、唾液の活発な分泌に繋がり、口の潤い保持に繋がり、虫歯や歯周病予防、口臭予防に繋がるのです。

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